17.浴室換気扇タイマースイッチの交換(2009/5/23)

浴室の換気扇タイマーを回しても「カチカチ」と言わなくなり、回りっぱなしとなってしまった。入居して3年目を迎えたところだが、早くも壊れた様である。

一度ばらして調べてみたのだが、タイマーの上下を入れ替えると動作するところを見ると、テンプの軸が折れたかずれたような感じがする。

どちらにしろ、機械式のタイマーとしては致命的な故障なので、修理はあきらめて新しいのに交換しようとしたのだが、同じものは既に生産中止になっていて手に入らない。

「手で回す」という直感的なインターフェースが好きだったのだが、手に入らなければ仕方がないので、電子式のタイマースイッチをネットで注文した。

注文して次の日には発送されたが、夜中に交換するのは辛いので、週末を待って交換作業である。

注:交換には資格が必要です。私は一応、ちゃんと電気工事士です (^_-) 。

これが購入したタイマースイッチ。2時間、4時間、連続をスライドスイッチで設定するタイプ。

ダイヤルで10秒〜12時間、連続、に設定するタイプも有ったけど、簡単な方がいいやと思ってこっちのタイプにした。

これが元のスイッチ。

ダイヤルをくるりと回すのが感覚的に好きなんだけど、無い物は仕方ない。

表の化粧プレートをパチパチっと引っ張って外したら、化粧プレートのベースが現れる。

これを上下の小さなネジを緩めて、外す。

次にスイッチプレートとタイマーのカバーを引っ張って外す。

スイッチプレートは左にヒンジがあるので、右側から左に開くようにする。

タイマーのカバーは上下に爪がある。下端を手前に引っ張ると楽に外れる。

スイッチプレートを外すとベースを固定しているネジが現れる。

大抵の場合、壁の中に配線ボックスが有って、それにネジ止めされている形になるんだけど、ここには配線ボックスがなく、金具で壁に固定されていた。

ベースの上下についているのが固定用の金具。ネジを締めると手前に立ってきて、壁を裏から押さえてくるようになっている。

ちなみにビニールのカバーはSWHに特有(?)の密閉用カバー。このカバーでスイッチやコンセントの取り付け口の気密性を上げるらしい。

各スイッチのリリースボタンにマイナスドライバーを突っ込み、電線を外す。

上の写真でちょっとだけ見えているけど、電灯のスイッチ側の黒い線が完全に押し込まれずに少し銅線が見えている。これは銅線を剥きすぎているため。

事故の原因になるので、規定の長さにカットしておく。

左が新しいスイッチ、右が今までのスイッチ。

上の部分は浴室の電灯のスイッチだが、新しい方はほたるスイッチ(電灯を消している時に緑に光る)になっていて、ちょっと豪華。

新しいスイッチのスイッチプレートを外し、配線を突っ込んで壁に装着。

化粧プレートとスイッチプレートを取り付けて出来上がり。

写真ではよく見えないけど、浴室の電灯スイッチは緑に光っている。

またテストで換気扇を動かしているので、こちらは赤に点灯中。

よかったよかった、無事交換終了。


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