20.ペーパーログメーカー 紙与作(2009/11/8)

以前から気になっていた、新聞紙を固めて薪にしてしまうというペーパーログメーカー。昨年は買おう買おうと思っていながら忘れていて、今年ようやく購入。

日本でペーパログメーカーを最初に販売し始めたとかいう北海道の業者さんと、あっちこっちに手広く出している「紙与作」、そしてステンレス製の物の3種類があるようで、取っ手の作りとか色々考えられているので最初は北海道の業者さんのを買おうかと思ったんだけど、お値段がちょっと高めだったのと、手作りで順番待ちだったため、「紙与作」の方にした。ステンレスの奴は「ステンレスである」という以外に特徴は無く、値段も高いのでパス。

これが届いた「紙与作」。

思ったよりもしっかりした作りである。

まずは新聞紙を水につけて揉む。1枚1枚にばらしてみずに付け、手でちぎってぐちゃぐちゃにしていく。

最初はよくわからず、大きくちぎってやってみたが、それだと固まり難く、乾いた時にばらけやすい。ミキサーで砕いたようにとまでは言わないが、できるだけぐっちゃぐっちゃと細かくちぎった方がいいみたい。

ぐちゃぐちゃにした新聞紙を紙与作の中に詰め込む。写真のはちょっと新聞紙のちぎり方が足りない。量的には大体見開き13枚ぐらいでちょうどいい感じになる。

ちなみに、水は大量に使用する。ペーパーログを2本作るのにバケツ1杯ぐらい必要なので、近くに蛇口が無いとバケツを持って何度も往復する事になる。

新聞紙を詰め込んだら、圧縮用の蓋を載せて、レバーに体重を載せて水を絞って行く。レバーを直接手で押すと痛いので、ぞうきんや軍手等を置いて押すと楽。

この点北海道の業者のはレバーが丸棒になっているので Good!

目一杯絞ったら蓋を外し、内側のケースを引き上げて、ペーパーログを取り出す。

でも圧縮後はペーパーログがケースに密着したような感じになっており、内側のケースがなかなか上がって来ない。レバーの部分を両足で踏んづけて、ケースを左右順番に引き上げるのだが、この辺り改良が必要に感じる。

一つで来たらまた新聞紙を水の中でちぎってと作業を繰り返して行くのだが、結構な時間と労力の割になかなかペーパーログが増えて行かない。この辺り、もうちょっとちゃっちゃとできて行くのかと思っていたので期待はずれ。

また乾燥に1週間〜10日と書かれているが、確かに天気続きでそのぐらいの日数が掛かる。その間下手な所に積んでおくとカビが生えたりするので、結構気を使う。

燃焼の方はまだストーブを焚いてないので分からないが、薪の使用量を本気で減らすというよりも、子供と楽しんで作るとか、エコ気分を楽しむといったお遊び的要素を中心に考えないと、ちょっとやってられないなぁという感じですねぇ。


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