トラックパッドの修理

2016/11/1
1.はじめに

トラックパッドのクリック感が無くなってきた。

トラックパッドを押さえてもストロークがほとんど無く、薄いゴム板かスポンジを押すようようなグギュッとしたとした感触があるだけ。

バッテリーの持ちも悪くなってきたし、ヒンジが緩んでディスプレイがぐらつくようになってきたし、処理能力的にはそれほど不満は無いけど、仮想マシンを立ち上げようとする時は特に、もう4GBのメモリー量では辛くなってきたし、ディスプレイも Retina ではない 11インチでは狭く、きつくなってきたので、そろそろ買い換えようかとも思っていたんだけど、新型を見てからにしたいとか、それのマイナーチェンジを待ちたいとか色々葛藤があって、とりあえずトラックパッドの修理をすることにした。

 
2.修理実行

と言う訳で、Aliexpress でトラックパッドとヒンジバネを購入。

本来はトラックパッドだけで良いんだけど、先に蓋を開けて確認したら、ヒンジを止めているネジ1本がバカみたいなトルクで締まっていて緩まず、ねじ穴を舐めてしまった。

ネジはプライヤーか、ネジザウルスで掴んで外せそうだけど、舐めたのはどうしようも無いし。
新しいネジが欲しかったんだけど、単体を探すのもややこしいので、どうせへたってるだろうからとヒンジバネ毎交換することにした。

で、ちゃっちゃとバラしてトラックパッドを取り外し。

左が元の奴、右が新しい奴。

トラックパッドの手前中央に着いている丸い奴がスイッチで、iPhone のホームボタンに使われている奴と同じ感じのもの。
これがへたったので、押してる感触がほとんど無くなってたんだ。

交換完了。

基本的な交換方法等は iFixit とかに任せておいて、注意しないといけないのは、トラックパッドの位置の微調整。

こんなの誰が組んでもきちんと動くように設計してあるだろうと思ってたら間違いで、上下左右の隙間が均等になるような位置に調整して締め付けないと、トラックパッドが筐体に擦れて動きが悪くなる。

ちなみに、トラックパッドの手前中央の本体側にある小さなネジは、トラックパッドの高さを調整するネジ。

 
3.完成

トラックパッドのカチッカチッと言う気持ちのいいクリック感復活。

ただ、しばらく使っていると動きが渋くなって、カチッと言う感触が無くなってしまったので、再度蓋を開けてみたらトラックパッドの位置が微妙にずれていてケースと干渉していた。

なのでヒンジのネジを緩めて、位置を微調整しながら締め直して問題解決。

うん、良かった良かった。

 

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