サイドスリッターの取り付け
2005/11/23
1.はじめに

Giga Designs G-Celerator Dual 1.4GHz を取り付けてからCPUの発熱量が大幅に上がり、QuickSilver 純正の冷却システムだと筐体内の温度を下げる事ができず、安定稼働しない(熱暴走する)。
ファンの取り付け方を変えてみたりフード付けてみたり、ヒートシンクを加工してみたりと色々試してみたが、どの試みも合えなく玉砕。結局サイドパネルを開けて空気の流入、流出量を増やさない限りは筐体内及び CPU の温度を下げる事ができず、 QuickSilver の筐体は冷却用の空気の流量が絶対的に不足しているという結論に至った。

そこで仕方なくサイドパネルを開けて動作させていたが、筐体をちょっと移動させると蓋が開いたり、また隙間が少ないといつの間にか閉じていたり、はたまた子供が上から物を入れていたりと物理的に非常に不安定であり、スペーサーを噛ませてテープでとめるのもあまりにも不細工なので、とうとう サイドスリッターを取り付ける事を決心。

 
2.必要な物

必要な物は POWER SUPPORT サイドスリッターとプラスドライバーの2つ。

秋葉館で3,213円+送料600円の 3,813 円(税込)が購入時の最安。

 
3.取り付け

これが届いた本体。

外箱は至ってシンプル。中身もクッション材で包まれた本体と、取り付け説明書というシンプルな物。

サイドスリッターの取り付け金具部分のアップ。

2本のネジでぶら下がっているプレートを使って QuickSilver の本体にサイドスリッターを取り付ける。

サイドスリッターを裏面から見た所。
元々サイドパネルのロックを引っ掛けるための切り欠きに、サイドスリッターの固定プレートのネジを通す事になる。
固定プレートのネジを十分に緩めてプレートを筐体の中に入れる。

プレートが入ったらネジを締めていってサイドスリッターを固定する。
100% ピッタリはまる位置がある物ではないので、適当な位置を調整しながら固定していく。

固定したサイドスリッターを裏面から見た所。
次に上部のネジを手で緩め、固定金具を持ち上げてサイドパネルを閉める。
後は上部のネジを軽く締めて固定して終わり。
 
4.結果

左の写真が取り付けた感じ。
サイドスリッターは 下部まで全て覆う訳ではないので隙間は空いているが、それでもただ単に開けっ放しにしている時よりは断然かっこいいし安全(上から物が落ちも大丈夫)。

気になる CPU 温度だが、室温25℃あたりで 60℃前後。部屋が冷えている時(15℃〜18℃)で 55℃前後。
ビデオ録画のために数週間連続運転しようがDVDのエンコードで数時間ぶん回そうが問題無く動作。

結論として、色々とやってみるよりさっさと買った方が良かったという所ですね。


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