PowerMac G4 QuickSilver CPUファンの取り替え

2005/4/27
1.ファンの交換その1

Macintosh専門店(最近は無いが)に交換用ファンを買いにいくのは無謀なので、当初はネットで探すがよくわからず。結局PCショップを漁る。でもPC互換機用はほぼ全てが電源にセンサラインを加えた 3pin コネクタであり、 2pin と言うのはほぼ存在せず。まあ、別にセンサラインは使わなくても良いので、色々探した結果、次のPC用 3pin の物を購入する。

AddA製ケース用ファン CF-60S
回転数 2700回転
最大風量 13.7CFM
定格入力 DC12V 0.08A
耐久時間 5万時間
騒音レベル 16.9dB以下
サイズ 60x60x25mm
価格 1,280 円(J&Pテクノランド)

この他に松下製の 3200 回転 24dB と言うのもあったが、この店で 1,980 円、他の店で 1,780 円と高かったのと、このファンの騒音レベルが極端に低かったのでこいつに決定となった。
騒音レベルが低い要因として回転数の低さ(風量の少なさ)があったのだが、標準状態で十二分に冷えており、少々風量が減っても大丈夫だろうと判断。

取り付けは至極簡単で、次の手順でファンを取り外し、逆の手順でファンを取り付ける。

  • G4のサイドドアを開ける
  • ファンフードを止めているバックパネルの2本のネジをはずす
  • コネクタを抜く
  • ファンフードごとファンを取り外す
  • フードにファンを止めているネジを2本はずす
  • フードからファンを取り外し、新しいファンを付けてネジ止めする

ファンの取り替えは特に問題がないが、電源コネクタをどうするかが問題であった。
当初はマザーボードのコネクタに合う物を買ってきて付け替えようと思っていたが、このファンには内蔵ハードディスクの電源コネクタから電源を取るための変換コネクタが付いており、それを使う事にした。
最終的にもとのファンのコネクタからピンを抜いて取り外し、新しいファンのコネクタも同じ様にばらして取り替える事にした。新しいファンのセンサーライン(青いケーブル)はファン本体からハンダを溶かして取り外した。

 
2.ファンの交換その2

交換した6cmファンだが、確かに音は小さいのだが、ヒーンと言う高音が結構耳につく。しばらくは使っていたのだが、他のファンを取り替えて静かになっていくにつれ気になってきたので、思い切って他の静音ファンに取り替える事にした。

新しいファンのスペックは次の通り。どうしてこれにしたかと言うと、もちろん安かったからである。

NExtWave 6cm ケースファンー静音ー
RDL6020S
回転数 2500回転
定格入力 DC12V 0.08A
騒音レベル 20dBA
サイズ 60x60x20
価格 480 円(ドスパラなんばプライム館)

純正の物より薄型であるが、取り付けは問題無い。電源とセンサラインケーブルのハンダ付部がファン内部の見えない所になっているため、センサラインは根元でカットして使用。

値段も値段なのであまり期待していなかったのだが、前のファンより格段に静か。前のファンを買ったのがもう2年以上前になるが、技術の進歩なのかなあ。

 

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