MacOS X で無線LANカードを使用する

2004/8/22 改訂

1.はじめに

Wallstreet を MacOS X 10.3 にし、しばらく BUFFALO の WLI-PCM-L11G をフリーのドライバーで使っていたが、再起動の度に WEP キーを有効にしないといけないため、結局は WEP を外して IPSec を使いはじめた。ところは今度は IPSec で LAN 空間が分かれるために Rendezvous が使えなくなり、メインマシンの QuickSilver 上の iTunes と iPhoto のライブラリを共有できなくなってしまった。これは Network Beacon でしばらく逃げていたのだが、どうにもプリンタの共有がうまくいかずに困っていた。
いろいろ考えた果て、 MacOS X の純正ドライバで動作すると言う BUFFALO の WLI-CB-G54 に、無線 LAN カードを切り替える事にする。

2.必要な物

a)ハードウェア:

メルコ(BUFFALO)の WLI-CB-G54という無線LANカード。ヤフオクにて 3,900 円で落札。アメリカの BUFFALO の HP での型番は WLI-CB-G54A で、Macintosh 対応となっている
最近 WLI-CB-G54L という廉価版が安くで出ているが、それはどうも使えないらしい

 

b)ソフトウェア:

MacOS X 10.3 (Panther)

 

4.ではやってみよう

今まで Wireless Driver を使っていたので、まずは uninstaller でドライバを外し、古いカードも外してきれいにリブートしておく。次に WLI-CB-G54 をカードスロットに差し込むと、OSが自動的に認識してくれる。あとは SS ID と WEP キーを入力して終わり、簡単な物である。

この通り、 AirMac として認識。

うちの無線LANのアクセスポイントは SSID のステルス機能がないので、表示されているネットワークを選択する。
SSID ステルス機能等でネットワーク名が表示されない時は「その他...」を選択して、アクセスするネットワークの SSID を入力する。

アクセスポイントで設定した WEP パスワードのタイプを選択し、パスワードを入力する。

 

カードは「 Broadcom 802.11b CardBus」として認識された。802.11b となっているが、アクセスポイントを 802.11g の 54M 接続モードにしてもきちんと繋がっているので、802.11g で通信しているようである。でも、 WLI-PCM-L11G で 802.11b で接続していた時とスピードが変わったかどうかはあまり実感できなかったのはちょっと物足りない。

戻る | ホーム