リョービ芝刈り機 PAB-1600 2007/7/29
 
1.はじめに

芝が伸びて来た。それも「これほど伸びる物なのか?」と驚くほどに伸びて来た。おまけに妙にバッタやコオロギが飛び交っているし、ダンゴムシが王蟲の暴走の様に走り回っている。

このままでは庭が無法地帯になってしまう。でもはさみでチョキチョキと地道に芝を刈るなんてのは嫌だぞ。という訳で、芝刈り機を購入する事にする。

 
2.機種の選定

取りあえず芝刈り機でググって見ると、でるわでるわ、山の様。

まずは基本形として、リール式と言われるドラム形(?)の刃を使った奴ですね。手押しでタイヤと連動して刃が回る物と、電動で刃を回す奴があるが、国産品はリョービとかナショナルと言ったメーカが作っているので、電動がメインのようだ。

またこいつと同じような手押し式だけど、ロータリー式と言う円盤形の刃で芝を刈って行くタイプがある。

きれいに芝を刈るにはリール式がお勧めらしいのだが、どちらも広いフラットな庭の芝を楽に刈るのが目的なため、うちの様にでこぼこしていて、入り組んだ狭い庭には向かない。

これ以外には、ポールの先に回転刃がついた草刈り機タイプがある。こいつには金属の回転刃と樹脂製の回転刃の物、そして刃の代わりにプラスチックのひもを高速で回すタイプがある。

でこぼこした、また入り組んだ庭にはこのタイプが向いているらしいが、樹脂製回転刃の物は新聞等の通販でよく見るが、切れ味が本当に持続するのか非常に心配である。

またプラスチックのひもを回すタイプは芝を「刈る」というよりも、「ぶっちぎる」とか「叩き切る」という感じらしい。

その他には手で直接持つバリカンタイプ。これにもバリカンの刃タイプ以外に回転刃のタイプがある。

最後に手動のバリカンとはさみである。

で、楽をしたいので、当然手動のバリカンやはさみはパス。またリール式の手押し車タイプは庭の形に合わないのでパス。

となると、草刈り機タイプかバリカンなのだが、コンクリートブロックに沿って「キワ剃り」、いや「キワ刈り」をたくさんしないといけない、また入り組んだ所を刈り込まないといけないので、一番良さそうなのは電動バリカンタイプ。でも中腰で長時間作業するなんて事はしたく無いので、そうなると草刈り機タイプ。

う〜ん、松下の EY1133 にしようかなぁと半ば決めかけていたら、出てきました RYOBI のPAB-1600 。電気バリカンをポールの先にくっつけてしまおうと言うとってもハイブリッドな(笑)製品。

こいつなら立ったままでもバリカンとしても使えるし、と思って、こいつに決定。

 

3.組み立て(が要るとは思ってなかった)

これが届いた本体。

バリカンとポール部だけかと思いや、怪しい小さなパーツが3点あります。

バリカンをポールに固定する為の部分なんだけど、よく見るとポール部のスライダー金具に挟み込み金具を引っ掛ける為の部品が組み付けられておらず、なんと箱の中に引っかけパーツと、それをスライダーに固定する為の金具とネジが袋にも入れられずに突っ込んであった。

これが引っ掛けパーツを組み付けた所。

説明書に組み立て方法なんか書いておらず(組み立てられている事が前提で説明されていた)、外箱の写真を参考に組み立てた。

引っ掛け部分のアップ。

 
4.草刈り

草刈り機本体です。

野放図に伸びたうちの庭の芝はこの通り。

いきなり短く刈ると良く無いと言いますので、3cmぐらいに刈ってみます。

高々これだけのスペースを刈っただけで出来上がった芝の山。

それほど短くは刈っていませんので、またしばらくしたら刈り込まないといけません。

 
5.評価

楽に良く刈れます。でも音はうるさいです。

ブロック塀沿いもキワ刈りできますが、完璧というわけにはいきません。また木の杭なんかが立ってますと「ガキン」といって食い込んで止まりますので、びっくりします(びっくりするだけかい!)。こういう所は「回転刃式の方が良かったのかもしれない」と思う所ですね。

きっちり決まった高さでは中々刈れません。バリカンを地面にきちんと沿わせて使えば良いのでしょうが、ついつい草刈り機の様にちょっと持ち上げて振り回したりしてしまいますので、虎刈りになります。

でも、何より大変なのは刈った芝の後始末です。

熊手が無いので箒で集めたのですが、さすがに大変です。この次刈るまでには熊手を買いに行かないといけませんね。