外気温計
 
1.はじめに

前の307SWには外気温計が付いていて、冬場に路面が凍結するうちの方ではありがたく使っていた。

今度の208にも付いている事は付いているのだが、表示がタッチパネルに出るため、タッチパネルをカーナビに入れ替えてしまったうちの車では見る事が出来ない。

また時計もタッチパネルに表示されるので無くなってしまったけど、まぁこれはカーナビに表示される。でも、これがまた非常に見にくい。

昔からパイオニアのナビは見難いし使いにくいと思ってたけど、あんまり変わってないなぁ。精度は良いんだけど。

と言う訳で、外付けの外気温計+時計を取り付ける事にした。

買ったのはこれ。NAPOLEX の Fizz-890 という、外気温/内気温/電圧計/電波時計の4機能が入った奴(と言っても、同時表示は3つ)。

実はこの前に Fizz-855 と言う、外気温/内気温/電波時計の3機能のタイプを買ったんだけど、電池式なので夜間が常時照明じゃ無く、一々ボタンを押さないと時間も気温も確認できなかったので、速攻でお役御免になってしまった。

電源の配線が不要なので、取り付けは楽だったんだけどねぇ。

   
   
2.取付け

このメーターは、一応バックアップ電池は入ってるけど、動作には電源が必要。

シガーソケットから取るのは不細工だし邪魔だし USB 電源プラグが使えなくなるので、ヒューズボックスから電源を取り出す。

しかし、取り外したタッチパネルへの配線が押し込んであるとは言え、ホントにまぁ狭くてごちゃごちゃしているなぁ。

取り出しはシガーソケットのヒューズから。

場所は縦二列に並んでいる右側の列の、上から二つめの15Aの奴(F16)。

取り出しに使ったのは、エーモンのヒューズを外出しにして分割する端子。

よくあるヒューズから直接線の出ている奴だと、ヒューズが切れた時に交換が大変なので、元のヒューズも生かせるこいつを使用。

ただ、こいつはちょっと差込が緩く、引っ張ると抜けてくるのが難点。

アースはここ。

ブレーキペダルを右に持って行くためのパイプを固定している金具のボルト。

カーナビのアースもここから取っていた。

純正センサーは右のドアミラーの下に付いているし、説明書にも温度センサーはドアミラーに付けろとか書いてあるんだけど、外から回すと不細工だし、ダッシュボード周りやドアトリムを外して配線をミラーまで引っ張るのも大変なので、センサーはエンジンルームに。

ドアを開けるとエンジンルームに繋がる隙間が見えるので、外気温計の温度センサーはここから通す。

この辺から出てくる。

外気が直接当たって、且つエンジンルームの温度の影響を受けにくい場所という事で、ラジエータの前のグリルに取り付け。

ここだとほぼ外で、且つボンネットを閉めると見えなくなる。

本体はここ。

ここが一番見やすくて使いやすい感じ。

配線は配線クリップやシールで留めたけど、ある程度不細工なのはあきらめる。

ところで、ヒューズを移設する際に、電源側を確認するのに何度かキーの ON/OFF を繰り返していたためか、いざ取り付け完了後にキーを ON にしても電圧が表示されない。

シガーソケットにも電圧が出ておらず、いきなりヒューズを飛ばしたかと思って確認したけどヒューズはOK。

ヒューズボックス側を確認したら、そもそもシガーソケットのヒューズ端子に電圧が出ておらず、でも他の電装系はOKなので、メインヒューズが飛んだ訳でも無く。

で、もしやと思ってエンジンを掛けてみたら、電圧でました (^^;

どうも、一定時間エンジンを掛けてないか、それとも何か異常を感じた時に、シガーソケットへの電力供給が止められるみたい。

う〜ん、賢いのか余計なお世話なのか (--;

   
3.できた

なんやかんやしながら、無事取り付け完了。

時計も問題なく電波を拾って時刻調整してます。

外気温計は、停車時はエンジンルームの熱の影響を受けるけど、しばらく走るとまともな表示になります。

夜間もちゃんと表示が見えるし、おーけーおーけー(笑)