LEDフォグランプバルブ
 
1.はじめに

フォグランプが暗い。

307は点けると足下が広く明るくなったんだけど、208は暗くて点いてるのか点いてないのか良く分からない。

コーナリングランプとしても機能してるんだけど、これも点いてるのか点いてないのか良く分からない。

話によると、最近はフォグランプも省エネ軽量化で筐体もレンズもプラスチック、それに合わせて電球も低ワット数になっているらしく、208 もご多分に漏れず PSX24W という 24W の電球をつかっている。

ちなみに、この電球が日本では超マイナーで、使っているのは BRZ(86) 等、数車。切れたらディーラーでしか手に入らないみたい。(オートバックスでは扱ってなかった)

と言う訳で、いつもの如く eBay で適当なのを注文。

ところで、フォグランプのバルブの交換は、アンダーガードの穴から手を入れて行うんだけど、どこにどんな風になってるのかさっぱり分からないので手探りは無理。

下に潜るにも、うちの車は車高が低くて頭すら入らないんだな。

フロアージャッキで上げてウマを噛ませるのが常套手段だろうけど、フロアージャッキは平らな場所が必要だし保管場所も必要だし、もっと手軽に上げる手段が無いか探していたら、カースロープという物を発見。

7cm 程上がるシングルタイプもあったけど、なるべく高く上げたいので、4cm から 10cm まで3段階に上がるタイプを購入。

   
   
2.取付け

先ずは車の下に潜り込んで、元のバルブを外す。

電源コネクタを外してから(別に後でも良いけど)、バルブの上下にあるつまみをグッと押し込んでロックを外してバルブを抜く。

一気に抜けなければ、上下に揺らして片側ずつ外していけば外れやすい。

ところが、以前にホーンを交換した際、右のバルブのロックのつまみを折ってしまってたので、こっち側のバルブが外れない。

バンパーを外せば簡単なんだろうけど、それは流石に面倒臭いし。仕方ないのでアンダーガードの固定ピンを外してちょっとずらして両手が入る様にし、スマホ突っ込んで状態確認して、小さなマイナスドライバーを手探りで使ってロックを押し込んで、なんとかバルブを外す事が出来た。

ちなみに、左はつまみを折ってないので、難なく外れたのです。

漸く外れたバルブ。

ホントにただの電球。

上が外したバルブ、下が買った LED バルブ。

先端に LED が点いている奴は沢山売ってたけど、ヘッドライトの LED バルブの経験で、あれは光軸もク○も無しに光をまき散らすのが分かってるので、先端はカバーのあるタイプをチョイス。

 

ところがだ、LED バルブをはめようと思ったら、どう頑張っても奥に入っていかない。

で、よくよく比べてみると、ガイドの出っ張りの位置が全然違うじゃ無いか (--;

仕方が無いのでガイドを削り落とし、頭は入る様になったけど、奥までカチッと行かず。

よくよく見比べると、えっ、ロックの爪がノーマルよりだいぶ広いぞ...orz

と言う訳で、eBay で買った LED バルブはあえなくゴミ。eBay の割には結構高かったのに。

元のバルブを戻すとまた爪を外すのが大変だし、と思って近所のオートバックスやらホームセンターに見に行ったけど、当然の如くどこにも置いて無い。

ディーラーまで買いに行くのも面倒だし、もういいやと思って、次のバルブを買うまではフォグランプ無しとなったのでした。

でも、元々暗かったから、無くても全然変わらなかったというか (--;

   
3.新しいバルブ

eBay やら Aliexpress で他のを探したけど、どうも海外用の PSX24W と日本用の PSX24W は、ガイドの位置が違うみたい。

ハッキリした事は分からないけど、国内で買うのが無難だという事は理解したので、とにかく安い奴を一つ注文した。

流石にこいつはガイドの位置は同じ。

でも爪はちょっと広い感じ。

それよりも、フィラメントの位置が物凄く前。

これ、焦点合わんだろうなぁ。

流石に日本国内で売ってるだけあって、ちょっと硬かったけど取付けはすんなり。

点けてみた。

フォグの白さに対して、ヘッドライトの黄色さが目立つなぁ。

 

 
4.夜はこんな感じ

光軸の調整前だけど、フォグだけ点灯するとこんな感じ。

ノーマルよりかは明るい、でも霧の時等、これだけで走行できるレベルじゃ無い。

ロービームだけ点けた状態。

ロービームとフォグを点けた状態。

おまけ程度だけど、ポワッと明るさが広がる。

ノーマルのバルブよりかは明るく、右左折する時にポット点くコーナリングランプも少しは役にたつけど、ハッキリ言って、もうちょっと明るい事を期待してたので、期待外れ。

そのうちにもうちょっと明るいバルブを買うか。