リアハッチのダンパー交換

2013/1/15


1.はじめに

ある寒い元旦の朝、用事が済んだのでサードシートを下ろそうと思ってリアハッチを持ち上げた所、軽く引っかかりを感じた後にカクンと言う手応えがあって、死ぬ程リアハッチが重たくなった。

あれっ?と思いながらずっしりとしたハッチを上まで開いたけれど、開いた状態で止まってくれず、手を緩めると何の遠慮もなしに落ちてくる。

あかん、ダンパー抜けた (--;

大分前からハッチが上がりきらず、手で押し上げてもちょっと下がって頭を打つという状態だったんだけど、とうとう逝っちゃったみたい。

で、修理はディーラーが開くまで待つかと思ったけど、ネットで調べてみると、ダンパー1本で6、7千円、そこに技術料とか廃棄料とかが加わって、2万近い金額になるとあってちょっとビビる。

調べてみると互換部品は2本で7、8千円で売られているし、良く壊れる部品なのか、交換はマイナスドライバーでクリップを緩めるだけだし。

と言う訳で、ヤフオクで正月中でも発送してくれる出品者を見つけたので、早々に 落札して自力交換する事にした。

 
2.取り付け

届いた互換部品。

MEYLE という、ドイツの互換部品メーカのものらしい。

品質は純正よりいいという話と値段なりという話に二分されていて良くわからないのだが、見た感じは作りもきれいで問題を感じない。

ピントが後ろにあってしまってぼけぼけだが、ダンパーの先のパーツが車体のボールジョイントにはまり、抜けない様に幅広の鉄板のクリップで押さえられているという構造。

このクリップをマイナスドライバーで上げてやれば、難なくダンパーが外れる(筈)。

小さめのドライバー(1番だったかな)でクリップをしっかり上げてやったら、難なく外れた。(逆に、しっかり上げないと外れなかった)

左のダンパーがオイルを噴いてべちゃべちゃ。右は一見きれだし使えそうなんだけど、こんな所でケチっても仕方が無いので、両方とも交換。

上が外した純正のダンパー、下が互換品の新品ダンパー。

純正の方はダンパー本体が熱収縮チューブみたいなのでカバーされている感じ。

取り付けも取り外しと同じ容量で、クリップを緩めてはめるだけ。

ただし、ダンパーがちょっとやそっとじゃ縮まないので、リアハッチの開き具合を変えて位置合わせをしないといけない。

またダンパーの頭の差し込み口の向きを車体に合わせないといけないんだけど、これがまたとっても固くて中々ひねれず、ウォーターレンチプライヤー使おうかと思ったぐらい。

とかなんとか言いながら、ものの数分で交換完了。

 
3.感想

交換が終わってリアハッチを開け閉めしてみたら、これがまぁ、ちゃんと開閉できる事はもちろん、開ける時はちょっと引いてやるだけでスーッと上まで持ち上がり、閉める時は軽く引き下ろしてやるだけでスーッと下りて、パタンと閉まってくれる。

開いた時も目一杯上まで上がってくれるし、新品のダンパーとへたったダンパーってこんなにまでも違うんだと感動するレベルだ。

いやまぁ、抜けたから仕方無く交換したんだけど、久々に交換してよかったと思わせる部品だったなぁ。

ちなみに、ダンパーの無い状態でのリアハッチを持ち上げて開いてみて、そのむちゃくちゃな重さに「リアハッチってこんなにゴツイんだ」とちょっとびっくり。

確かにワゴンだとこのリアハッチで車体が左右に歪まない様に抑え込むから、頑丈じゃないとあかんわなぁ。


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