タイヤ交換

2010/4/8


1.はじめに

今年が7年目の車検だけど、さすがに純正のタイヤがヘタって来てスリップサインが出始めた部分がある。また昨年末、ちょっと強くふち石に乗り上げたら1本のサイドウォールが傷ついてしまった。

冬場の間はスタッドレスを履いてたから問題無かったけど、そろそろ暖かくなって来たのでタイヤの交換が必要になって来た。

取り敢えず近所のオートバックスに行って話を聞くと、うちの 205/55 R16 だと、梅の上クラスで4本5万円ぐらい。それに加え、組み替えと処分料に1万円ぐらい掛かると言う事だ。松の中クラスのタイヤになると、タイヤ代だけで4本6万円ぐらいになるという。

6〜7万はきついなぁと思って色々調べていると、ネット販売のオートウェイでタイヤが安いという話を聞きつけた。

調べてみると、確かに安いのだが、ここの扱っているのは韓国や台湾、インドネシア製の、俗にいう「アジアンタイヤ」である。

う〜ん、アジアンタイヤかぁ〜、と思いながら取り敢えず合うサイズを探してみると、以外や以外、DUNLOP や FALKEN のタイヤ(日本製)もヒットするじゃないか。それも安い!

いやぁ〜、これならここで買うのがいいやぁ、と思ったのだが、問題は組み替えだ。

オートバックス等でも他店で購入したタイヤはお断りとか、割増料金とか平気であるし、と思っていたら、オートウェイには提携している取り付け店というのがあるらしい。

そこで調べると、近所には無いが、ちょっと離れた所には何件かあったので、取り敢えず電話する。

高い所は1本3千円+廃棄料なんて事を平気で言って来たのだが、以前済んでいた場所の近所の業者が4本で  7,300 円という良心的な値段でやってくれる事が分かったので、オートウェイでタイヤ購入、このお店(サニーオートサービス)で組み替えてもらう事に決めた。

 
 
2.タイヤの選択

タイヤを探し始めた時には、まだオートウェイにも日本製タイヤは何種類もあった。

ダンロップもデジタイヤのシリーズ(?)があったので、それにしようと思っていたのだが、購入する段になったら売り切れ 。

その他のタイヤも上位モデルやコンフォート系はすべて売り切れになっていて、残っていたのはこの DUNLOP SP Sport 8000 というスポーツ系のタイヤのみ。

どんなタイプのタイヤなのか調べても日本のサイトではほとんどヒットせず。漸く国内向けタイヤじゃなく、輸出モデルだという事が判明し、海外のサイトをさがして詳細情報をつかむ。

ユーザの口コミサイト等の情報も総合した結果、ドライ性能とウェット性能が高く、且つ静かで乗り心地が良いというなんかいい事ずくめのタイヤだそうだ。

ただし、めっちゃ減りやすいらしい (^^; 。

まあそれでいいかぁと言う事で、4本発注。1本 7,100 円と送料 500 円で、合計 30,400 円だった。

 
3.取り付け

3/25 の夜に、組み替え業者に直接送ってもらうように注文して、 3/26 に発送。 3/27 の午後一番に届いたので、その日の夕方に組み替えに行く。

あの辺なら分かるし、と思っていたのだが、行き過ぎてしまい、住宅街の中に入って戻ろうとしたのが失敗。めっちゃ迷う。仕方無いのでまた大通りまで出て、大きく回ってリカバリ。

時間にちょっと遅れたのだが、結構混んでいて、ふっるーい車が一台作業中&ホイール2本抱えてヤンキーっぽい兄ちゃんの2人組が作業待ち。

しばらく待って順番が回って来て、色々しゃべりながら作業を始めてもらった。

ここはタイヤの組み替え専門でやっていて、オートウェイで購入したタイヤだけじゃなく、どこで買った物でも持ち込めば同じ値段でやってくれるとの事。

スタッドレスが次のシーズンで終わりかなぁと思っていたので、通販で安く買ってここで入れ替えるのがベストみたい。

またオートバイのタイヤも扱えるって事だけど、スタンドが無いので外して持って行くか、ジャッキアップになりますねぇ。

ちなみにおっちゃんもバイク好きで、若い頃に初めて買ったホンダの XE 75 というマルチパーパスバイクと、ヤマハの RD 250 を大事に乗っている。
RZ 250 が出た後だったのにスタイルにこだわって RD 250 を買って、未だにそれに乗っているってのすごい惚れ込みようだねぇ。

で、なんやかんやだべりながら1時間程でタイヤ交換完了。交換したタイヤを積んで帰ってきた。

掛かった費用は次の通り。

品名 単価 数量 金額
タイヤ交換
(16inch)
680 4 2,720
バランス取り 525 4 2,100
エアーバルブ交換 250 4 1,000
タイヤ廃棄料 370 4 1,480
合計      7,300

今回はエアーバルブを交換してもらったけど、普通はこの代わりにタイヤの取り外し工賃(250円/本)が入る。

と言う事で、1本あたり 1,825 円だね。送料込みのタイヤ代が1本 7,600 円だから、1本あたり 9,425 円で日本製スポーツタイヤに入れ替える事ができた計算。安い!

別にスポーツタイヤが必要じゃなけりゃ、NANKANG 等の大手タイヤメーカーを選べば、1本あたり5千円とかいう値段でタイヤが入れ替えられる。
これって、オートバックスで1本入れ替える値段で4本新品になるってことだよなぁ。

 

で、次の日にタイヤ交換。

回転方向があるので間違えないように。

直進安定性と排水性が良さそうなパターン。

 
 
4.結果

スポーツ系タイヤという事で固い乗り心地を覚悟してたんだけど、意外な事に以前の PIRELLI P7 よりもしなやかでいい感じ。

しなやかといっても柔らかくて腰砕けというんじゃなく、P7が路面の凹凸をゴツゴツ、ゴンゴンとサスをガチガチに固めたような感じで伝えてきたのに対して、このタイヤはボボボボとでも表現すれば良いのか、動きの良いサスに替えたような感じで情報を伝えてくる。

ただ、同じカーブを同じような速度で曲がっていても、この SP 8000 の方が軽くアンダーな傾向があって、ハンドルの切れ角に対するリニア性はP7の方が上のように感じる。

でも、総じて言えば結構いい感じのタイヤ。路面をきっちり掴んでよく踏ん張ってくれるし、路面の情報もちゃんと伝えてくる。ロードノイズは少ない訳じゃないけど、音が柔らかいので乗っていて疲れない。

残る問題は、「減りが速い」と言う評価がどこまで正しいかだな(笑)。それを除けばこの質のタイヤがこの値段で買えたというのは、ものすごくコストパフォーマンスの高い事だと思う。


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