電流計

 
1.はじめに

このバイクに乗り始めてから何度も起こっているトラブルが、発電容量の不足と充電不良によるヘッドライトの大幅な光量ダウンや点灯不良。
要は、なんらかの原因でバッテリーにきちんと充電されず、いつの間にかヘッドライトがバッテリーを食い尽くし、ハロゲンランプの時はかろうじて点灯している程度の状態となり、HID にしてからは作動電圧を下回った時点で点灯不良となっていた。

発電容量の不足は全波整流化で対策したんだけど、その後もレギュレータのトラブルやら接触不良やらで何度か充電不良を起こし、夜間走行中に怖い目にあってきた。

その度にバッテリーやレギュレータを交換したり、最終的にはメインハーネスを作り直して根本対策をしたんだけど、さすがに何度も同じことを経験すると、発電状態(バッテリーの充放電状態)を監視してないと心配で仕方なく。電圧計でバッテリー電圧を監視するという手もあるんだけど、それよりも直接的に監視できる手段が欲しくて電流計(アンメータ)を取り付けることにした。

 
2.機材選択

電圧計だと色々売ってるんだけど、電流計となるとなかなかこれというのが無い。

バイクにつけるので防水じゃないとダメなんだけど、パネル側は防水でも、裏側は基盤がむき出しとか、本体は防水でも端子はむき出しだったりで、もう一つの物ばかり。

またどうせなら電圧計と一緒になったデジタル式のやつをと思ったけど、やっぱり防水を考慮したメーターケースを作るのが大変だし。

加えて、どれもこれも結構いい値段がするし、送料が高い。

と思いながら長らく探していたんだけど、ある時 eBay を探してみたら、たまたまアナログの電流計が沢山出品されているじゃありませんか。で、送料込みで安いし。

というわけで、この値段ならいいやと思って買ってしまいました。

2週間ほどかかったかな。

生まれて初めての、インドからの荷物。

これがまぁ、商品をプチプチでくるみ、そのプチプチを包装用テープでぐるぐる巻きにしただけの梱包。

衝撃にも強いし頑丈だし、ある意味めっちゃ理にかなった効率的な梱包。でも、ある意味めっちゃいい加減な梱包(笑)

届いたのはこいつ。

Royal Enfield の純正電流計。

Royal Enfield は現在インドの会社なので、インドから荷物が届いたわけだ。

ちなみにメータには 6V 用と 12V 用があるので、買ったのは 12V 用の物。

デザイン的には 6V 用のが好きだったんだけど、そのために分圧用の巨大なセメント抵抗をつけるのもなんだしねぇ。

 

ただ、こいつも端子が剥き出しなので、なんかケースを作ってやらないといけない。

でもデジタル式のやつと違って円形なので、百均でプラスチックのカップか何かを買ってきて作れるだろうと踏んでの購入だったのだ。

   
3.ケース作り

キャンプ用のプラスチックのコップセットみたいなのが合うんじゃないかなぁと思ってダイソーを探したんだけど、その手のは使い捨てのカップみたいなのばかりでいまいち良いのがない。

手洗いせっけんのボトルとか植木鉢とか色々探して、なんとなくサイズ的に合いそうだったのが、プラスチック製の醤油差し。

確かにメーター本体と醤油差しの内径はいい感じに合ったんだけど、付属の防振ゴムをつけると入らない。

というわけで、リューターでゴムの厚み分、内側を切削。

メッキ風スプレーで塗装して、ステー取り付け用の穴と、ケーブルを通すための穴を開けて完成。

カットした淵の処理が荒いのは、寒いし色々と面倒だったので手抜き (^^;

   
4.付けた

付けました。

クラッチマスターのリザーバータンクが出っ張ってるので、ちょっとギリギリの位置。

このクラッチマスターはガタイがでかいので、やっぱりそのうちにラジアルタイプに交換した方がいいなぁ。

で、測定位置はバッテリーのプラス端子とメインハーネスの12V ラインとの間。
要するに、バッテリーの充放電電圧を測定するように配線。

左の写真はアイドリング状態で HID を点灯した状態。

アイドリングだと HID の消費電流に発電容量が追いついてないので、針はマイナス側(放電側)に振れている。

で、エンジンの回転を3千ぐらいまで上げると消費電流と発電電流が並行して、±0になる。

それ以上回転数を上げても、レギュレータが効いているし、バッテリーが満杯である限りはプラス側には振れない。

もしエンジンの回転を上げても針がマイナスのままなら、レギュレータの出力異常かジェネレータの故障、エンジンの回転に合わせてプラスに振れるようなら、レギュレータがパンクしてたりバッテリーが終わってると判断できるわけだね。

これで一安心なんだけど、ちょっと気になる点が一つ。

このメータ、ちょくちょく針が踊るんだなぁ。

停車状態でエンジンを煽っても何をしてもなんともなく、走行中、特に荒れた路面でプラスマイナス両方向に踊るので、どうも電気的じゃなく、機械的に揺れている感じだ。

こりゃダンパーがいい加減なんだな (--;

もしかして、車体だけじゃなく、メーター類も昔の設計のままなのか? > Royal Enfield