TZR50 のラジエータ

 
1.はじめに

前期型 NSR50 には可愛らしいラジエータが付いていて、冬場でも平気で80℃を越えたり、夏場だと90℃を超えるのも珍しく無い。

という訳で、ラジエータの容量を上げるために、ず〜っと後期型や NSR80 、NSR mini の中古ラジエータ、また TZM や TZR50 の流用可能な中古ラジエータを探していたけど、いつもいつも高値で入札負けしていた。

試しにアプリリアのラジエータや旧型の RZ50 のラジエータなんかも買ってみたけど、アプリリアのは冷却効果は抜群なものの、大きすぎてブレーキング時に前輪のフェンダーと干渉するし、RZ50 のは大きさが NSR のと全然変わらず意味がなかった。

もうこれは NSR mini のラジエータを新品で買った方が良いなと、夏のボーナス待ちだったところに、仕掛けたまま忘れていたヤフオクのアラートが TZR50 のラジエータが出品されたのを知らせてきた。

それもいくつか出品されていたので、その中で安いけどあんまりボロボロじゃない奴に入札したところ、そんなに値段も上がらずに落札できてしまった。やっぱり真冬だったからかな?

 
2.取り付け

これが届いた奴。

コアの潰れやフィンが切れてしまっているところはあるけれど、曲がりも無く、水漏れもない。

 

なんか、あんまり考えることも無く、さっさと取り付けてしまった。

純正のラジエータよりだいぶ厚みはあるし、幅も断然広い。

前から見たらこんな感じ。

元のラジエータの取り付け位置からステーを伸ばしてつけたんだけど、まっすぐなステーだとラジエータ本体とちょっと干渉する。

ちなみにラジエータの上部はタイラップでフレームにくくりつけてる。

下側のホースは元の奴にグリスをつけて無理やりねじこんでる。実用上は問題ないけど、長さがちょっときつく、少し左にオフセット気味。

上のホースはラジエータについてきたホースと 19mm <-> 15mm の異径ジョイントを使って元のホースを繋いだけど、曲がりが急すぎて、あんまりよろしくない感じ。

一応動作上は問題ないんだけど、ステーの干渉とかホースの急な曲がりが気になるので、色々と修正。

 

まず、ステーはL字型の金具を使ってラジエータ本体と干渉し無いようにした。

ラジエータホースを幾つか注文。

もともとラジエータキャップが付いてた部分を接続パイプでつなぎ、異径ジョイントで太いL型ホースに接続。

ノーマルと同じ取り回しでフレーム内から外に出るようにしたんだけど、ちょうど出口でホースが太くなるので少し座りが悪いきらいはある。

で、そのままスッキリとラジエータに接続。

下側も長いホースに交換したけど、ちょっと無理に曲げているきらいはある。

45度曲がりのホースを2本つなげばもうちょっとテンションかからずにつなげると思うけど、とりあえずこれで十分かな。

   
3.使った感じ

さすがに冷える。冬場だと、回していて70℃台、流していると60℃台に落ちる。

盛夏時で、回して80℃台後半、流して70℃台と、ほぼ10℃水温が下がった。

水温の下りも早く、冬場だとサーモスタットが動いた途端にスーッと水温が下がり始めるし、夏場でも、停車時の水温の上がりが遅く、走り始めると素直に温度が下がり始める。風があると停車時でもほとんど温度が上がらない。

ノーマルと全然違うねぇというか、あちこちで言われているように、少なくとも前期型のラジエータは全然容量不足だなぁ。