バッテリー交換とクリーナーボックスのパッキン修復

2010/2/9


1.はじめに

BSAのデポにバイクを取りに行った帰り、「おお〜、これがヨシムラのマルチメータか」を喜びながら走っていたのだが、そのうちに信号で停止するたびにちっちゃな赤いランプが点灯する事に気づいた。

走り始めると消えるのだが、止まるとまた点灯する。

これは一体なんじゃろかいと気になってよく見ると、「VOL」とちいちゃな字で書いてある。

電圧の警告っぽいなぁと思って次に停止した時に注意してみていたら、走行中は 14〜15V を示している電圧計が、停車すると見る見るうちに 10V 前後まで下がってくる。

これだ (--; 。ようはバッテリー死んでるっぽい ... orz

帰ってから軽く充電してみたけど、エンジンが掛かってないと 9V 以下に落ちるし、エンジンが掛かっていてもアイドリングだと 10V 前後まで落ちるので、バッテリー交換に決定。

でも国産は高いので、怪しい中華バッテリーをオークションで購入。

また、エアクリーナーはラムエア風にしてあると聞いていたので、時間のある時にちょっとのぞいてみたら、ん?なんか隙間が空いているような...。

気になって取り外してみると、エアクリーナーフィルターの密閉スポンジがへたって、クリーナーボックス側と密着して無いじゃありませんか (--; 。

これは...、これも修繕ですね。

 
2.バッテリー交換

という訳で、まずはバッテリーの交換です。

手前は充電器で、奥のちっちゃいのが中華バッテリーです。

希硫酸注いだ後、ちょっと初期充電しています。

充電完了後、古いバッテリーと交換しました。

それだけです。

 

3.エアクリーナーフィルターの密閉

次にエアクリーナーフィルターの修復です。

この通り、フィルターに貼付けてある密閉用のスポンジがぼろぼろになって、役目を果たしていませんでした。

カッターナイフの刃よりも、指でクニクニした方が早く楽に剥がれます。

密閉には、エーモンのショックノンテープというウレタンテープを使いました。

同じテープをシートカウルの緩衝スポンジとしても使いました(これもぼろぼろで役に立ってなかったので)。

ショックノンテープそのままでは幅が広いため、半分に割いて使います。

適当な長さに切って、隙間が生じないようにぺたりと張るだけです。

完成です。

もう厚みもばっちりで、言う事無しですね。

 
4.できあがり

バッテリー交換後は、エンジン停止時 12.2V〜12.4V あたり、エンジン稼働で無負荷時 14.7V あたりと、安定した電圧となっています。

ヘッドライトを点灯する等、負荷をかけた場合、アイドリング時は 12V 前後まで電圧が低下しますが、この辺りはもうオルタネータの容量の問題ですかねぇ。

少なくとも、前のバッテリーのようにどんどん電圧が落ちて行くと言う事がありませんので、取り敢えずOKです。

後は中華バッテリーがどれだけ持つかだ (--;。

エアクリーナーフィルターの密閉は、特に前後で変わったところはありません。

純正のフィルターユニットから不織布を外し、代わりにラムエアフィルタ(スポンジの板)を取り付けて吸気抵抗を少なくしてありましたので、それに合わせたセッティングをしていた事もあってか、別段セッティングズレとか感じるところはありませんでした。

まあ、取り敢えずOKですね(笑)。


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