タンクキャップの交換 2011/6/8

 
1.はじめに

もとから折れていたタンクキャップのキーホールの蓋だけど、目に入る事が多く、気になって仕方なかった。

一度は古いドゥカティのタンクキャップに交換してみたものの、空気孔の構造の違いからガス欠現象を起こしたため、元に戻してしまった。

共通部品なので新品はまだ取れるんだけど、1万円近くと結構な値段がするし、オークションで激安の中古を買って蓋だけ使おうかとも思ったけど、送料を合わせた値段に見合う品物が中々でない。

中国製のコピー品が送料込みで3、4千円で出てるけど、程度が分からないし。買ったのは良いけど、隙間が空いてガソリン漏れても嫌だなぁと思ったり。

それじゃアルミ削りだしの安いキャップ( ZiiX)とも思ったけど、 ZiiX は問い合わせの回答がとっても高飛車だったので、なんか今イチ気が乗らない。

等々、時々ヤフオクを探しながらしばらく経った頃、聞いた事もないブランドのタンクキャップがぽつんと安値で出品されていた。

デザインは探していた様な感じの奴だし、これ良いなぁと思いながらウォッチしていたら、終了間際になっても全然値段が上がらないので、何気に入札。

びっくりした事に、結構安値で落札出来てしまった。

いやいや、ラッキー。

 
2.取付けよう

こいつが手に入れたタンクキャップ。

JPモトマートのGPガスキャップ、タイプAPという奴らしいんだけど、JPモトマートのHPにはその商品は無く。でも Webike 他では売っているというよくわからない物(笑)。

キャップも含めてアルミの削りだしかと思っていたら、キャップ部分は鉄製の様。

タンクの口に嵌まる部分と枠がアルミの削りだし。

エア抜きの管は、金属ボールを使ったバルブの様になってはいたが、いまいち動作は不明。

元のキャップを取り外す。

タンクキャップは周囲のボルト3本と、キャップ内側のボルト1本の、合計4本のボルトで止められている。

社外品のタンクキャップは外側の3本のボルトだけを使用して、内側のボルトは使わないのが一般的の様だ。

タンクキャップに嵌まる部分には密閉の為にOリングを入れるのだが、元からなのか劣化しているのか、これがゆるゆる。

タンクの中に落ちない様に指で押さえたりしながらはめ込み、附属のボルトで固定。

最初は何も考えずに取り付けたのだが、タンクとキャップの間に隙間が空く事に気づいた。

Oリング買わないといけないかなぁと思いながら元のタンクキャップに使われているゴムパッキンをはめてみた所、特に問題無く、ぴったりと収まってしまった。

 
3.完成

元のタンクキャップが7本ネジのデザイン。ヤマハ用の社外品は3本ネジが多く、ドゥカティ用を流量しても5本ネジだったりでどうしてもイメージが変わってしまうんだけど、このキャップだとほぼデザインが変わらず、元のきれいなデザインを崩さずに済む。

ドゥカティのタンクキャップで一度失敗しているので、ちゃんと空気が入るか、またガス漏れを起こさないかを確認する為にテスト走行に行ったけど、今の所全く問題無し。

良い買い物をしたという感じ。