フロントフェンダーの改造 2023/5/27

 
1.はじめに

どうしてもミシュランが履きたかったけど、フロントの 100/80-18 というサイズが無く、仕方なく 110/80 を履かせた。

こいつだと外径が 16mm、半径で 8mm 大きくなるので、フロントフェンダーとの干渉が懸念されたけど、流石にそこまでフェンダーがぎりぎりじゃないだろうと思ってトライ。取り付けた時点では、4mm〜5mm ぐらいのクリアランスがあるので、大丈夫だと思った。

だが、取付け後、走らないまま一冬越して、春になってようやくユーザ車検に行って帰ってきてから確認すると、タイヤに薄らと筋が入っている。

と言う訳で、干渉対策を行う。

 
2.フロントフェンダーの改造

フロントフェンダーは、リベットでスタビライザに固定されていて、そのリベットとワッシャと台座が突き出している。

この突き出た部分全部がタイヤと干渉してる訳じゃ無く、一箇所だけが軽く当たっている様なので、これをを低くしてやれば、干渉は解消出来るはず。

スタビライザのはまる部分が 3mm 程凹んでいるので、この部分を切り取って、代わりに 3mm のアルミプレートでもはめてやれば、面一になって当たらなくなると思う。

リベットを外して、リベットが付いてた部分をリュータ等でカット。

カットした部分に 3mm のアルミ板を合わせる。

そのままでも機能的には問題ないと言えば問題ないんだけど、切れ目が見えて不細工とか、将来的に振動でひび割れしてきたりするのも嫌だなぁと思って、FRPを張った。

スタビライザを取り付ける為に、ネジを切る。

そして塗装、に失敗。

塗料の粘度が高すぎて、ゆず肌に。
そしてそれを消そうとして、噴きすぎてあちこちにタレが...orz

仕方ないので、硬化したら、ペーパーで修正を試みる。
ダメなら再塗装

結局硬化には1週間ぐらいかかった。

400番の耐水ペーパーでタレやゆず肌を削り、600番、1000番でならして、コンパウンドで磨き。

完全には修正出来なかったし、ちょっと下地が出たところもあるけど、まぁ、これで良いかというぐらいにはなった。

ちなみに、コンパウンドは半練りとか液体とかを試してみたけど、結局はピカールが一番だった。

スタビライザは M6 8mm の低頭ネジで固定。
最初はトラスネジを使ってみたけど、これはちょっとゴツくて不細工すぎた。

フロントフェンダーの取り外しは下から行うので、まずホイールを外さないといけないのよねぇ。

取り付け完了。

イイ感じだ。

 
4.ところが

一っ走りして確認したところ、まだ薄らと線が出る...orz

調子に乗って FRP を盛りすぎたと思い、240番の耐水ペーパーで削る。

アルミプレートは FRP で固定されてる訳じゃないので、プレートが出てきてしまっても気にせずに磨く。

で、取り付けて試走してきたけど、やっぱり薄らと線が出る。(T^T)

これはもう打つ手がない。また、走っててフェンダーが振動するとか走りにくいとかの問題がある訳じゃ無いので、もう諦めるかと思いながら、何気にリアタイヤを見てみると。

筋がある (@_@)

えっ?どゆこと?もしかしてパーティングラインとか、製造時に付いた筋?

と思って、買ったタイヤが届いた時の写真を確認したら。

筋がある (@_@)

干渉してるんだと思って一生懸命対策してきたんだけど、どうやら最初から問題なかった様だよぉ ...orz

まぁ、元のフェンダーが割れてて修理しようと思ってたので、丁度良かったと言えば良かったんだけど...。