電源ボックスの取り付け 2023/11/18

 
1.はじめに

東尋坊まで走りに行った帰りの夜の高速で、突然電スピの針が踊り始め、エンジンがボロボロ、ボロボロと不安定に。

こんな所でエンストしたら確実に車に追突されて死ぬ、と青くなりながら、だましだましバイクを左車線に寄せて走らせて、運良く現れたPAに入ったんだけど、PAに入ってエンジンの回転を落したら、何事もなかったように復旧。

これは振動で配線のどこかが接触不良かリークを起こしているなと思って、一旦エンジンを掛け直して配線の色々な所を触ってみたけど何ともなく。

走行を再開してしばくしてから一度再発したけど、クラッチ握ってエンジンの回転を落したら復旧。やっぱり振動でどこかが緩んでるっぽい。

ヘッドライト等は全然問題なく、電スピ、電タコ、エンジンが同時におかしくなったし、それらの電源は自作の増設 ACC リレーから取ってるので、まぁ、間違いなく原因はその周りだろうなぁ。

と言う訳で、電源周りを一度綺麗に整理することにする。

 
2.修理

先ずはギボシだらけだった電スピやマルチメータ等の線を、ヌケや緩み、リークに強くする為に、電源と信号線を 2P と 3P のコネクタにまとめてスッキリさせる。

次にメータ等の ACC 電源と、エンジンの点火系の電源、要はウオタニSPII の電源を切り離す。

今まではエーモンのリレーとヒューズホルダの組み合わせで作っていた ACC 電源ユニットから、SPII の電源や、フロントの電スピやグリップヒータの電源、 ETC の電源等を取り出していたけど、SPIIは別のリレーに分け、またKaedear のリレーボックスを取り付けて、他の機器はここから電源を供給する事にした。

下の小さい方が、ウオタニ SPII 用の電源リレー+キルスイッチリレー。

純正の CDI はキルスイッチ用の信号線があるけど、SPII にはそれが無いので、代わりにキルスイッチ ON で SPII の電源を切るようにしている。

上の大きいのは、前に作ったメイン電源用リレーで、30A用のリレー2つで作っていたのを、スイッチング側のリレーを小さい物に交換して小型化。

ごちゃごちゃと増設していた電源線とアース線を全部外してやり直し。

ボディアースの丸端子だけでも5つぐらいあった (--;

ETC の電源ケーブルは切断したくなかったので、コネクタ買って別に作成。

電源リレーボックス取付け。
高さがあるので心配してたけど、なんとかシートと干渉すること無く治まった。

12VとGNDの両方を接続出来るので、電源側とボディアース側が別々に這い回ることが無いし、複数のヒューズボックス、それも管式と平型とミニ平と低背とが混在しなくて済むし、だいぶスッキリ配線出来る。

で、配線が終わったと思ったら、なぜかしら余っている SPII 用のリレーユニット...orz

SPII 用のリレーもちゃんと付けて作業終了。

この後、配線の引き回しとかをもうちょっと整理してスッキリさせたけど、以前と比べると格段にスッキリしてるし、分かり易くなった。

 
3.所感

今の所、メータの針の暴れとか、エンジン不調は一切発生せず。

それまでは、時折一瞬失火したような現象が発生することがあったんだけど、それも無くなった。
レギュレータの修理をしてから、走行中の電圧は上がってはいたんだけど、それでもグリップヒータを点けると 13.6V ぐらいに下がっていたのが、グリップヒータを点けても 14.1V 程度までしか下がらず。高い状態で安定してる。イイ感じだね。

ヒューズはバッテリーからのメインヒューズと、SPII の電源ヒューズがミニ平型、後はこのリレーボックス内で、低背ヒューズと、2種類。管ヒューズが無くなったのが、気分的に楽(笑)