長き設計の日々を経て、いよいよ10/9(月)は地鎮祭である。 前日までのぐずついた天気とは打って変わった秋晴れで良かった良かった。 |
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先勝だったので、午前中10時開始だったけど、カメラを忘れて撮りに帰ったので5分程遅れて着いてしまった。 着いた時には既にテントも張られて皆さんお待ちかね。出席者は営業のK氏とN氏、設計のF氏と監督のT氏。あと水道屋さん。 |
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神主さんはスウェーデンハウスの手配で越木岩神社から来てもらった。祭事は次の順で進行。
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写真は四方清祓いの最中。この後で設計者による刈初の儀、施主の穿ち初め(えい、えい、えいと3回かけ声を掛けながら、盛り土に穴を開ける奴)、そして鎮物を埋めて、監督による鍬入れの儀と続く。 最後にお神酒を頂いて施主挨拶で終わり。 |
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地鎮祭が終わった後は地縄張りの確認。図面と照らし合わせながら土地の境界や家の配置を確認。地縄はちょっとズレがあったけど、これを元に建築する訳じゃないので大体の所でOK。 それより問題なのは敷地にはびこっていた葛葛。写真では一応刈られて端の方に積まれているけど、刈る前はこれが土地の南側一面を覆っていてとんでもない状態。刈った後も根っこがしっかり地面を覆っていて、一週間も放っておいたらまた一面覆われてしまうんじゃないかと言う感じ。 対策としては基礎工事の際にユンボで表土をはぎ取ってもらうようにお願いしているけど、相当根深いようなのでどこまで始末できるのやら。 |
監督のT氏からきっちり報告は受けているものの、やっぱり自分の目で確認したいじゃないですかぁ(笑)。と思って、11/19(日)の夜になってから(この週も夜しか時間が取れなかった)現場を見に行く。 見に行ったからって何かかわる訳でもなく、全く持ってT氏からいただいたメールの通りの状態だったのだが、ぼちぼち帰ろうかと思いながら目をやった先に、何やら巨大なコンクリートの固まりと、通路を塞ぐかの様に突き出したごついパイプが目に留まった。 「これはいったいなんだろうか....」、しばし考える事30秒ほど。 そして、「もしかして、エコキュートの台座?...」とようやく気づく。
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こいつ、この赤枠で囲まれている部分がエコキュートの台座と給水および給湯管の立ち上がり。 巨大な台座は敷地の境界近くまで延びているし、ぶっとい配管は玄関と裏庭を分断するかの様に通路のど真ん中にそびえ立っている。 |
外から見る限り、コンクリート台座と敷地境界の間にほとんど距離はなく、フェンスを立てたら人が横になっても通り抜けられないようになる様に見える。 ここが抜けられないと勝手口からゴミを出す事もできないし、薪ストーブの薪を運び入れる事もできないぞ。最初からそれを考えて、人が通り抜けられるに十分なスペースを確保できるように家の配置を設計してもらっているのにと、ちょっと怒り半分、焦り半分でT氏に連絡を入れる。 T氏曰くは「実際に建てると図面と少しずれるので、結果的に大分道路側によってしまったようです」なんだけど、こちとら設計段階からこの部分にエコキュートのタンクを置くと狭くなる事が分かっていて、散々設計のF氏と相談しながら確実に人が通れるだけの幅を確保できる事を確認してから図面にOKを出してるんでい。今更「だめでした」と言われて「はい、そうですか」と引き下がれるものか。 とりあえずは強く抗議して、どうしてもだめならSWHの責任で基礎の作り直しかエコキュートを同容量の薄型に換えてもらわなければ納得できない旨を伝えて、至急事実関係を確認してもらう事にする。(ちなみに 460L の薄型タンクと言うと、先日日立から発売された奴しか無いのよねぇ。本当はそれを使いたかったんだけど(直圧式だし)、単純計算で20万の予算アップには耐えられなかった) で、次の日に電話が掛かってきて、「すみません。実際に測ってきたら、ちゃんと設計通りに人が通れるだけの幅が確保されていました。エコキュートの台座は敷地境界ぎりぎりの大きさに作られていますが、タンクはもっと小さいので大丈夫です」だって。だったら「図面とずれてしまった」と言う話は一体なんだったの? 木の根の件といい、ちょっとT氏には不信感。 しかし、夜中に現場の周りをうろうろして写真を撮っているというのは、端から見たら不審者だよなぁ(笑)。 |