リザーバータンクホースの交換 2008/8/17(2008/8/19 更新)

 
1.はじめに

フロントブレーキのマスターシリンダーをブレンボのラジアルマスターに変更し、その後、ブレーキホースをステンメッシュに変えた

効き心地も極上で、これでフロントブレーキは十分だと思っていたある日、バイクのカバーを取ると、

ホースが汗をかいとる!! (T^T)

この通り、フルードがホースの表面ににじみ出ているし、フルードが早々と濁り始めている。

このリザーバータンクとホースはマスターシリンダーの出品者がおまけにつけてくれた物なのだが、どうやらブレーキフルード用のホースじゃなく、ガソリン用のゴムホースをぶった切った物のようだ。

このままではいかんので至急ホースを交換する必要があるが、如何せんこのリザーバータンク用のホースって結構高い。

でも買わんわけにはいかないし、と悩んでいた所、友人より「ホームセンターで売っている透明の燃料用ホースが使える」という情報を得た。

そこで早速近所のホームセンターに出かけ、ホースを手に入れた訳である。

 
2.さて、交換

一応事前にネットで調べ、ブレンボのリザーバータンク用の口に合うのは 6mm 径らしいという情報は得ていたのだが、今イチ確信が持てなかったため、 5mm , 6mm, 7mm 径の3種類を 10cm ずつ買ってくる。

合わせてみた所、情報通り 6mm がジャストサイズ。 5mm では細すぎ、 7mm ではちょっと緩い。

以前に作ったステーに合わせてホースをカットし、マスターシリンダーとリザーバータンクの口に押し込んだ後、以前に 100 均で買ったタイラップで抜けないように固定して完成。

取り合えずホースにフルードが滲む様子も無く、フルードの濁りも無く、高い専用ホースを買わずとも、17円のホースと余り物のタイラップで十分間に合ったようだ。(なおかつこちらは透明で、フルードの様子が掴めるし)

と、思っていたら、次の日。

ホースが汗をかいとる!! (T^T)

...あかんやん。

 
3.また交換

これはもうあきらめて専用ホースを買うしか無いと、朝っぱらから伊丹のバイクセブンにホースを買いにいく。

ニッシン用のホースはぶら下がっているが、ブレンボ用の 6mm 径のは見つからない。

そこで店員の兄ちゃん「ブレンボに使える 6mm 径のリザーバタンク用のホースはどこ?」に聞くと、「こちらです」と燃料ホースが沢山吊ってあるコーナーに案内され、「耐油じゃないのでこれです」と網の入った透明のビニールホースを教えられる。

でもタグにはフューエルホースって書いてあるし、ガソリンホースだとフルードに耐えられないんじゃないの?と思って聞くと、何か話が噛み合ない。

で、「このホースは本当にブレーキフルードに使えるの?ブレーキフルードに侵されることはない?」と念押しして聞くと、「あっ!」という表情になって、「そのホースだとこちらです」とブレンボのコーナーに再度案内されて、ガラスケースの中から2種類ホースを取り出してきた。

「ブレンボ用」って言ってるのに、ラジエーターのリザーバータンクのホースと間違えたな

まあ、それは置いといて。

店員が取り出してきたのは 400 円の細いゴムホースと、420 円のぶっといゴムホースの2本。
現在付けているホースが汗をかいているので交換したい旨を告げ、どちらがいいのかを聞くと、

「ブレンボのホースってどれも汗をかくんですよ」

...爆弾発言...

 

いや、まあ、気を取り直して確認すると、材質の問題なのかなんなのかは分からないが、ブレンボのリザーバータンク用ホースはどれも汗をかくらしく、ホースによってそのかき具合が多いか少ないかと言う物らしい。

汗はかくけどフルードの濁りは発生しませんから、という慰めになるやらならんやらの兄ちゃんの説明を受け、少しはマシだと言う網タイツをはかせたようなぶっとい方のホース(420円)を買って帰ったのであった。

買ってきたのはこのホース。

細い方に比べると2倍以上太い。(もちろん内径は同じ 6mm )

細い方と 20 円しか違わないので、ある意味ものすごくお得感がある。

で、交換しました。

汗をかいたとしても、もうこれ以上どうしようもありません。

 
4.使い心地

行き着く所まで行き着いてしまったので、もうこれ以上はどうしようもない。

ニッシンのホースは汗をかかないと言うのに、ブレンボたる物がどうして?

それがラテン系のノリってことなのか....